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家庭訪問つづき

O先生、見た目は30歳くらいなのですが
フレッシュマンだなぁと思うのは
「メガネ」

メガネのTPOを激しく意識しているようです

周りの目線がまだまだ気になるお年頃
なのでしょうね


あれは入学式の日
式ではメガネあり 教室ではメガネなし
写真撮影でまた体育会に戻るとメガネあり
撮影中はメガネなし

撮影が終わり、解散の説明でクラス毎に
集合したときには メガネをつけたり外したり

「メガネ」の動きに気を取られ
肝心の説明が 全く頭に入って来ない
困りました

O先生は、メガネありとナシで
印象がだいぶ変わるお顔だちです

メガネありだと30代後半くらいに見えます

子供たちが覚えやすいように
メガネか メガネなしか  どちらかに決めて
いただけないものかしら

学校生活を上手く送れるか
本当に本当に心配で不安な時期でしたので
夫とそんな話もしました

今となっては全く気にもならないので
それはそれでおーたんも親も成長したと
言えそうです

メガネするもしないも
どうぞご自由にと思えます
それもO先生らしさと受け止められます

でもあのときは、おーたんの頼りは
担任の先生しかいないのに
見分けがつかず迷ったら可哀想
って思ったんですよね

心配でした


テーマの家庭訪問からだいぶ
外れてしまいましたね

戻します


O先生この日、メガネなしで登場しました

我が家はごくごく普通のマンションなので
玄関は大変狭く、サザエさんとサブちゃんのシーンのようなシチュエーションで
立ち話です


関西人のO先生は、緊張する様子もなく、
こちらも社内外問わず、人と話すことの
多い職種、あっという間の15分でした


先生のおーたんに対する評価は

オトナシイ
おっとりしている
まわりにくらべて自己主張がない
発言が少ない

いろいろ総合的に解釈すると
O先生にとっておーたんはクラスの中で
存在が薄いということのようです

あれ!?保育園とかわっていない

少し驚きました

保育園時代は月齢が低いからかな
と思って特に気にしていませんでした

性格なのかなと思いました

保育園時代とくらべ、間違いなくイキイキ
していて、水を得た魚のような
アクティブさが見られていたし、
毎日、学校の様子を聞くと、第1声が
「楽しかったー‼!!」というもの
だったのでてっきり自分をオープンにできて
楽しんでいるのだと思っていました

これはわたしの楽しさの基準であって
おーたんの基準はきっと別のところに
あるのだと理解しました

手が掛からないオトナシイ子
そんなおーたんが1度だけ先生をビックリ
させたエピソードの報告を受けました

放課後突然号泣で先生のところへやって
来て、「カード(学童の)」を失くしたと
わんわん泣いたらしいのです

初めて聞く話
おーたんの小学校生活初めてのトラブル

自分でどこにしまったか
わからなくなってしまったようで
ランドセルの中を一緒に探したら
すぐ出てきたんですけどね ハハハ

O先生は笑います

見つかってすぐにケロッと
元気になって学童に向かったそうです

小学校は保育園のように
先生はすぐに手を差しのべてくれません

15人の保育園、30人の小学校

存在感の薄いおーたん

言葉に出さなくては気づいてもらえない


自分でなんとかしようと思ったけど
何ともできず
学童にいけないかもしれない不安と
失くしたことへの自責と

いろいろな気持ちが巡って
涙が溢れてきたのだと思うと

ちょっと胸に響くものがありました

おーたんはこの話が始まった途端に
ソワソワし始め 狭いお家の中を
あっちにいったり こっちにいったり
ついには開かずの扉を開けてしまい
母に睨まれる

目の前で自分の噂話がなされるのです
家でしか見せない自分
学校でしか見せない自分の
ベールが明かされるのだから
それはソワソワしますよね

先生が帰ったあと
おーたんを抱き締めました

頑張ってるんだね

それから誰かに助けてもらったときは
「ありがとう」といってね
そのことを母にも教えてね

ついつい欲張って、いろいろ要求も
してしまいました


こどもの社会もいろいろあるということに
気づけた家庭訪問第1回でした